ご挨拶

   高齢者の自立した生活を『食』でサポート

■活動を始めたきっかけ

 私の母は、80歳の時、大腿骨を骨折しました。それまで、一人が気楽でいいと一人暮らしをしていましたが、
 自分で料理をするのは難しくなっていました。骨折を機に近くに越してきて、以来食事はすべて私が作って
 いました。この時、一人暮らしの方も食のサポートがあれば、住み慣れた場所で生活し続けることが可能では
 ないかと考えたのが、この活動を始めたきっかけです。
 まずは皆さんに集まっていただき、一緒に会食する「ランチパーティー」から始まりました。
 記念すべき第1回目は1998年1月16日の大雪の日でした。
 私たちもボランティアでしたが、来る人もボランティアなのよ』と参加者に笑われたものです。
 
ボランティアは、やってる人が楽しそうでなくては、参加する人も楽しくないのよという先輩の言葉を、
 折に触れ思い出します。長い活動の間には、落ち込むことも多々ありましたが、また元気をもらえることも
 たくさんあり、何よりも人との出会いのすばらしさを実感しています。

■活動の広がり

 はじめは珍しかった会食会も、今ではたくさんのコミュニティーで行われています。
 私たちのランチパーティーも練馬区の「食のほっとサロン」として委託事業になりました。
 メンバーの高齢化により出てこられない方が増える中で、その方々とのつながりを継続したいと考え、
 「配食サービス」をスタートしました。
 ひとり、ひとりのお顔がわかっている私たちの作る食事には、それぞれの方への思いが込められています。
 それぞれの好き嫌いにも対応しています。
 『ひと味違うと自負している『ひと味』は、私たちの気持ちです。
 楽膳倶楽部のシンクタンク「男性の料理教室」の皆様に助けられ、今また新しい事業「相談情報ひろば」を
 始めました。地域の皆様が気軽にお寄りいただき、来て楽しい『仲間が広がるひろば』として育てていきたい
 と考えています。
 皆様の応援をよろしくお願いいたします。

                                       NPO法人 楽膳倶楽部

                                       
理事長 清宮 百合子